welcome
   
    
  
           秘策1指圧で眠ろう見つけやすい安眠のツボはここ!

頭がさえわたり、心がいらつき、体が疲れたままでは、とても快眠できません。
快眠のコツはリラックス……。
はり灸師でもあり、気功整体師でもある赤司洋子先生に、
リラックスに通じるツボと指圧法を教えていただきました。


○ツボの見つけ方
○脳への血流をうながすツボ

    



ツボは身体の異常があらわれる場所

東洋医学では、人の体の中を気(エネルギー)、血(血液)が
滞りなく流れている状態が健康で、どこかで滞ると病気になると考え、
気血をめぐらせることが何より重要です。

その気血をスムーズにするのに効果的なのがツボ刺激で、
赤司洋子先生はこう話します。

「ツボは体の表面と内面をつなぐポイントで、体の異常はツボにあらわれます。
ツボが、かたいしこりになっていたり、へこんでいたり、冷たかったりしますが、
そのツボはそのまま治療点となり、ツボにあらわれている反応を調整するように
刺激を加えていくと、ツボの感覚異常が消えて、関連する臓器・機能が
回復してきます」(ツボを押さえる)とはよくいったものです。

むやみやたらに体をもんでもムダで、まずツボを見つけましょう。



リラックスに通じるツボは?

私たちの体には361穴のツボがあり、多くは左右対象になっているので
全身には760個あまりのツボがあります。その中で、リラックスに通じるツボとは?
「気血は全身をくまなくめぐっていますから、たとえば胃の病気になれば
胃経の気血が滞り、その滞りは胃経のツボにあらわれるので、
そこを刺激して気血をめぐらせれば胃のはたらきを調整できるというものです。
リラックスするためには、脳への血流をうながし、
心身の緊張をほぐすことが何よりですから、脳への血液循環を高める、
天柱、風池、肩井。心に作用する○門、百会。そして体をほぐすには、背中全体、
○穴、腹部の中○、そして足のツボ、三陰交、湧泉などが欠かせません」
これらのツボはリラックスというだけでなく、健康にも効果的で、
毎日の習慣にすることをすすめたいともいいます。



冷えも快眠の大敵

また、ベッドに入ってもなかなか寝つけないという人の足先をさわってみると、
ヒヤッとするほど冷たくなっていることが多いともいいます。

足先が冷たい…。冷え症は女性の専売特許のように思われていますが、
それは一にも二にも、血流が悪く、冷えてしまっているからです。
「入眠するとき、体は〈眠れ〉の態勢に入り、自律神経が交感神経から
副交感神経に切り替わり、体温が上昇して自然に入眠態勢に入りますが、
足が冷えていると入眠態勢を整えることができずに寝つけなくなります」
ベッドに、あるいは布団に入ったらバタンキューで気持ちよく眠るには、
ツボを刺激して足の血行をよくすることも大事です。


○ツボの見つけ方

各人、個人差があるように、ツボの位置も人それぞれです。
まずは、骨や関節をメドにおおよその位置を確かめます。

お腹側なら、へそやみぞおち、肋骨や骨盤などを、手足は関節を目安にします。

そして、皮膚にふれて位置を確認します。
ツボと思われる場所の周辺の皮膚をつまんで、ほかと違う痛みを感じたり、
気持ちがよかったりする反応があるところがあなたの目的とするツボです。

皮膚がザラついていたり、冷たい、かたい、はりがないなどと感じる場所がまさにツボです。 
では、東洋の神秘の力で快眠を手に入れましょう。


○脳への血流をうながすツボ

【天柱 てんちゅう】

●ツボの見つけ方
後頭部から首すじにかけての中央のくぼんだ部分(盆のくぼ)の左右にあります。
●刺激のコツ
両手で頭を包み込むようにしてツボに親指を当て、親指を立てて刺激します。
●刺激の強さ・リズム・回数
しこりがあれば強めに、5秒押して3秒休むを、5〜6回繰り返します。

【風池 ふうち】

●ツボの見つけ方
天柱の1cm外側、髪の生え際のくぼんだところです。
●刺激のコツ
天柱同様、頭を包み込むようにしてツボに親指を当て、押し上げるようにした刺激します。
●刺激の強さ・リズム・回数
頭や首に刺激が響くくらいに強めに、5秒押しては3秒休むを、5〜6回繰り返し増す。

【肩井 けんせい】

●ツボの見つけ方
首を前に曲げてでっぱる背骨を見つけ、そこと肩先の2点を結んだ線の中間点です。
●刺激のコツ
人差し指の上に中指をのせ、人差し指をツボに当てて押さえます。
●刺激の強さ・リズム・回数
初めは弱めで徐々に力を入れ、5秒おしては3秒休むを、5〜6回繰り返し増す。

心をしずめる

【○門 げきもん】

●ツボの見つけ方
肘と手首の中間点の、外側よりのところです。
●刺激のコツ
反対側の手で腕をつかむようにして、親指をツボに当て、親指を立てるようにして押します。
●刺激の強さ・リズム・回数
押してピンと響くくらいの強さで、5秒押して3秒休むを5〜6回繰り返します。

【百会 ひゃくえ】

●ツボの見つけ方
頭のてっぺん。左右の耳の一番高いところを結んだ線上の頭頂部の真ん中です。
●刺激のコツ
げんこつをつくり、親指のでっぱった関節を当てて押します。
●刺激の強さ・リズム・回数
強めに5秒押して3秒休むを5〜6回繰り返します。

体をリラックスさせる

【心兪 しんゆ】・【腎兪 じんゆ】

●ツボの見つけ方
心兪は肩甲骨中央の高さの背骨から左右に指幅2本分外側。
腎兪はウエストライン上で背骨から指幅2本分外側。
●刺激のコツ
あおむけになってテニスボールなどをツボに当て、ゆっくり体重をかけます。
●刺激の強さ・リズム・回数
押して気持ちのよい強さで、心兪は5秒押して5秒休む、
腎兪は5秒押して3秒休むを5〜6回繰り返します。

【中○ ちゅうかん】

●ツボの見つけ方
へそとみぞおちを結んだ線の中点、ちょうど胃の真上にあります。
●刺激のコツ
左右の手のひらを重ねてツボに当て、
少し前かがみになってゆっくりと息をはきだしながら、
はく息に合わせて押していきます。
●刺激の強さ・リズム・回数
じんわりと、5秒押して3秒休むことを5〜6回繰り返します。

【三陰交 さんいんこう】

●ツボの見つけ方
足の内側のくるぶしの、指4本分上のすねの骨の後ろ側にあります。
●刺激のコツ
両手で足をつかむようにして、ツボに左右の親指を重ねて当て、押します。
●刺激の強さ・リズム・回数
骨に向けて入れ込むように、足先が温かくなるくらいの強さで、
5秒押して5秒休むを、5〜6回繰り返します。

【湧泉 ゆうせん】

●ツボの見つけ方
足の裏、足の指を土踏まず側に曲げるとくぼむところです。
中指と薬指の骨の間にあります。
●刺激のコツ
左右の親指を重ねてツボに当て、残りの指で足の甲をしっかり支え、
息をはきながらゆっくりと押していきます。
●刺激の強さ・リズム・回数
徐々に力を強くしていき、10秒押して5秒休むことを5〜6回繰り返します。



道具を使ってツボ刺激

誰かに押してもらえれば、気持ちいいことこのうえなく、いうことありません。
また、一人でできればそれもよし。しかし、人もいない、自分でできないこともあります。
そんなときに頼りになるのが道具たち。

傘の柄
孫の手ならぬ、傘の柄。肩や足の裏などのツボを刺激するにはもってこいです。

ボールペン
強めの刺激が欲しいときなどは、かたく、とがったボールペンやサインペンなどが重宝します。

インスタントカイロ
冷えて眠れないときには温める刺激が最適。ツボに当てます。
低温やけどに注意して下着の上から定着させます。

ゴルフボール
ツボをゴルフ、テニス(硬式)、野球のボールなどの上にのせるような感じで
体重をあずけると◎。



赤司洋子先生(あかしようこ)

おがわ治療院副院長。免疫力を高め、病気にならない体づくりをモットーに、
気功と指圧を取り入れて治療をする。
細胞診で子宮体ガンと診断された人や強度の難聴の治療にも応じ、
遠方からの来院者も多い。
『すぐ効く!77のツボ』(PHP研究所)など著書多数。
近著に『すぐ効く簡単マッサージ』(ナツメ出版)がある。
日本ホリスティック協会会員。Tel/Fax 03-3336-3309



Home  あんみんnavi