袋井高校の学生との睡眠勉強会

12月26日、静岡県立袋井高等学校の学生4名との睡眠勉強会を開催しました。

この学習は同校の課外実習の一環であり、8月にも同様の勉強会を計8名の学生へ向けて実施しました。

今回はその際に参加した8名のうち4名の学生がさらに睡眠について勉強をしたいとのことで実現した2回目の勉強会です。

所感としては高校生が自身の睡眠のことを真剣に考えていることに感銘を受けました。

これは社会現象でもある「不眠・睡眠不足」への関心が10代においても高いことが伺えるむしろいい傾向であると考えました。

そんな学生たちに、睡眠勉強会1週間前から当日までの合計7日分の自身の睡眠状況を、専用の睡眠チェック表に書き写して持参してもらいました。

最初に学生4名の睡眠時間はというと、

日本人の平均睡眠時間である7時間30分と比較して平均8時間30分ほどでしっかりと眠っていることが分かった。

体調を崩していた期間があったとはいえ10時間を超える学生もいた。

次に、寝る前にやっていたことを確認したところ次のことが挙げられた。

ケータイを触っていた、漢文を覚えるための動画を見ていた、暗記ごとをしていた、読書していた、寝る直前に水を飲んでいた、テレビを見ていた、猫と遊んでいた、ピアノを弾いていた、鼻炎等の薬を服用していた

次に、起きた後にやっていたことを確認したところ次のことが挙げられた。

5時起きでゲームをやっていた、電子書籍を読んでいた、顔を洗った、薬を服用していた、水を飲んだ、うがいをした、歯磨きをした、ケータイを触る、目覚ましが鳴る前に起きるように意識している、ゲームをやる日は目覚ましの1時間前に起きる、休みの日の方が目覚めがよい、目覚ましを止めてまた寝てしまう(2~3分おきに掛けている)、朝ご飯を食べる

次に、昼寝の量を確認したところ次のことが挙げられた。

I田くん 休みの日は、8時~12時くらいまで昼寝、勉強やる気はあるが寝てしまう、17時くらいまで寝てしまうこともある
S木くん たまにするが、読書をしているときが寝やすく昼前11時くらいから寝ることが多い
M月くん ほぼ昼寝はしない
K川くん めちゃめちゃする、早帰りの日は13時~15時くらいの間は寝てしまう

次に、眠れない原因は以下のようなものがあるということを共有した。

【原因】ストレス、こころやからだの病気、薬の副作用、生活リズムの乱れ、いびきや睡眠時無呼吸症候群(SAS)、騒音や明るさ

 

至ってシンプルなことですが、

睡る前にやっていること、起きてからやっていることを自分自身の行動と照らし合わせて【原因】をいかにつぶしていけるかが大切です。

学生自身に気づきを与えられるような勉強会にしたいと考えていたので学生の4名が何か一つでも気づきを得て、

明日からの生活に変化を加えるきっかけになったらとても嬉しいです。

肉体に問題があるのか、心理に問題があるのか、寝具に問題があるのか。

我々菊屋は昔ながらの寝具店ではありますが、良質な寝具を届けたからといってぐっすり眠れるとは考えていません。

寝具に困っている人が寝具を見直せば安眠につながるとは思いますが、肉体的・心理的に問題がある人は寝具だけ変えても安眠にはつながりません。

生活習慣を見直すことこそ安眠への第一歩です。「安眠提供企業」である菊屋にとって、そこまでのサポートをすることが大切であると意識して事業に取り組んでおります。

勉強会の延長で実施した「「ヘンプねいるケアあんみん枕」を作ってみよう」では学生たちが楽しそうに自分たちで作った枕を体験している様子も見て取ることが出来ました。

現在高校2年生の彼らが安眠を手にして今後の人生をより輝かせてくれたら嬉しいです。

2024年12月26日 有限会社菊屋 代表取締役 三島直也

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