健康敷布団【キャップロール】
寝てる間の健康づくり【キャップロール】
自然治癒力を高める【キャップロール】
長寿村にある「竹のベッド」をヒントに開発されたキャップロールは寝返りがらくらく、寝ている間に背骨の歪みを緩和、コリをほぐして、自然治癒力を高めてくれる健康敷ふとんです。
寝相の悪い人は健康な人!?
人は一晩に、20~30回の寝返りをします。背骨の歪みをこの寝返りで元に戻しています。昔から「寝相の悪い幼子は健康な証拠!」と言われてきました。
キャップロールは長寿村に伝わる竹のベッドをヒントに独自の三層構造を採用。その真ん中にある【B層】が背骨を伸ばす【のびのび層】です。
腰痛・肩こりに効果アリ・アリ
寝返りをうちやすく、背骨のずれを伸ばしながら矯正させていく【のびのび層】に自然治癒力を高める秘訣が込められています。肩こり・腰痛に効果アリ!アリ!です。
寝ている間に、背骨を伸ばしながら矯正させてくれるキャップロールは、健康敷ふとんの真髄(神髄)と言っても過言ではありません。
この度、その【キャップロール】が「出雲の国」から降りてきました。
キャップロールは菊屋の原点
40年ぶりに販売を再開!
菊屋は、お客様からのリクエスト・ご依頼で、40年前まで、一生懸命にお伝えしていた健康敷布団【キャップロール】を販売することになりました。
1979年(昭和54年)には寝具分野で初めて【発明賞】を獲得したキャップロールです。
48歳の若さで他界した父の跡を継ぐようになったのも昭和54年。私は弱冠23歳の若さで、菊屋の店主になったのです。<詳しくは菊屋ヒストリー第二幕で>
余りにも若すぎる父の逝去で、右も左もわからない私の出来ることはなにもありませんでした。
当時の菊屋にとって、父が遺してくれた「キャップロール社」との関係だけが、生命線だったと言っても過言でありませんでした。
中心市街地の地盤沈下で、来店人数が減るなか、私は来る日も来る日も、「ごめん下さい。菊屋です!」と一軒一軒、キャップロールを担いで営業に回っていました。
私なりに心血を注ぎ、多くの方にお買い上げ・ご愛用いただきましたが、ほどなくしてキャップロール社は倒産してしまいました。・・・・
ご購入いただいたお客様から、あんなにたくさんの喜びの声をいただくほど、素晴らしい商品を世に出している会社が、どうして倒産するのだろうか?・・・・
と、疑問をいただいていましたが、キャップロールは入手することが出来なくなってしまいました。
ちょうどその頃、「桜を見る会」でクローズアップされた会社の磁石入りの敷布団と羽根布団とをセットにした高価な寝具が、代議士先生の口添えも加わり、寝具の素人さんが、私の目の前でいとも簡単に販売されているのを見るにつけ、「眠りの専門家・寝具専門店のあるべき姿」を自戒したのでした。
キャップロールに次いで、各メーカーがマイナスイオンの電位治療効果に加え、磁気をはじめ、遠赤外線・温熱効果やゲルマニウムを搭載した健康寝具を世に出してきましたが、菊屋としては、自然派で行こう!と決意したのでありました。
そして、「眠道」を唱え、「自然と純、眠りの自然体」を追及している寝具メーカー=イワタ(京都市)さんのキャメルの敷布団の販売に心血を注いできたのです。
流れ流れて 福島へ そして出雲へ
一方、キャップロールはその後、電位治療器部門を製造している、東証二部上場の天昇電気工業の福島工場に引き継がれていました。
しかし、取って付けたような「寝具」は、本業の「電気」とは畑違いの商いです。天昇電気さん、さぞや、キャップロール営業部の運営にはご苦労をされたのことでしょう。
2004年(平成16年)には電位治療器部分の不具合が発覚・商品回収の憂き目を見たようです。
そして、2008年(平成20年)、天昇電気工業は、キャップロールの生産技術と製造機械、ならびに「キャップロール」の商標を島根県出雲市にある浅尾繊維工業(株)に譲渡したようです。
よみがえったキャップロール
浅尾繊維工業さんは明治10年創業の「寝具」の老舗で、電位治療の機能がなくても寝具の本領を発揮できる【キャップロール】の良さをしっかり理解していたのです。
そして、三層構造にさらなる改良に改良を加え、キャップロール縁(えにし)を発売したのです。
キャップロールの名前「縁(えにし)」は同じ島根の出雲の老舗旅館「竹野屋旅館」(同じ明治10年創業)の娘さんである竹内まりやさんの歌=「縁の糸」から命名されたのだと、浅尾繊維工業さんから聞きました。 ご用意しました。お聴きください。
菊屋は「もう一度、あのキャプロールで寝たい!」というお客様からのご要望で、キャップロールとの不思議なご縁をいただきました。
菊屋の創業70周年の節目を迎えた2021年、初心に戻り「健康で快適な眠りをあなたに!」を掲げ、キャップロールのご提案をさせていただくことになりました。
キャップロールは敷寝具として理想の三層構造
【理想の寝具】3つの条件を満たしたキャップロール
1.正しい寝姿勢を保つ
人間工学の大家=千葉大学の故・小原二郎名誉教授(1916~2016年)の考案した寝具の最高形態(=三層構造)をそのまま寝具にしました。とくに真ん中の(B層)は世界の長寿村と呼ばれる中国・湖南省で用いられている竹ベッドをヒントにした構造で、背中をまっすぐに伸ばし、正しい寝姿勢を保ちます。
さらに、ご自分にぴったりの枕をお選びいただければ、安心・安眠のための正しい寝姿勢がが確保できます。
2.寝床内の湿度50%
貝原益軒の養生訓の中にでも記されているとうり湿気は眠りの最適です。夏は暑いからではなく、湿度が高いから寝苦しいのです。寝床を高くするのは湿気対策にもつながります。三層構造のキャップロールは厚さが12cmですから、そのまま床の上に敷いても安心です。
さらに、キャメルのベッドパッドを敷けばさらに安心・安眠のための湿度50%が確保されます。
3.寝床内の温度33℃
温めすぎない、冷やしすぎない、睡眠中の体温変化のリズムを損なわない理想の寝床内温度は33℃です。冬場に33℃をキープするためには、熱が逃げていく敷ふとんに注意を注ぐべきです。三層構造のキャップロールは体温と室内温度の差を上手く調節できるような睡眠環境を整えます。
さらに、キャメルのベッドパッドを敷けばさらに安心・安眠のための温度33℃が確保されます。
さらに、キャップロールを【理想の敷ふとん】とするために
● 40年前の菊屋は、ポリエステル製生地の【キャップロール】には、特別に、吸湿・発散性に優れたインド天竺・綿100%の専用カバーを用意して販売してきました。
● キャップロールと別れたのちも、寝具一筋40有余年、より良い睡眠環境づくりに身を投じた結果、菊屋ならではの麻・ヘンプを手中に収めることが出来ました。
● 今回、再び、縁あって巡り会ったキャップロールを、さらに充実した【理想の敷ふとん】としてご提供できるよう、麻・ヘンプアイテムを添えて、ご案内させていただきます。
出雲大社と伊勢神宮の大麻・ヘンプ
福島から出雲大社のある浅尾繊維さんに遷移して出直した【キャップロール】に、菊屋では、伊勢神宮に祀られている大麻【ヘンプの寝具】を添え供えて最高の睡眠環境のご提案をいたします。
キャップロールの【健康寝具】としての機能性に、令和の安眠素材である【麻・ヘンプ】の併用をおススメします。
麻・ヘンプの特徴
伊勢神宮では【神宮大麻】として麻・ヘンプが祀られています。
麻・ヘンプは無農薬でも成長が早く、荒れた土地をも力強い根が土を肥やす自然にやさしい植物です。
戦後、栽培が禁止されましたが、「穢れを祓う」聖なる植物として、衣類からしめ縄などの神事にも、そして寝苦しい日本の夏を快適にしてきた蚊帳(かや)等に使われてきました。
麻・ヘンプは多孔性繊維であるため、通気性と熱伝導性が高く、「夏は涼しく、冬暖かい」をかなえる、とても不思議な繊維です。
また、吸湿・発散性に優れているので、適度な湿度を保ちながらも、蒸れることがありません。
さらに、抗菌・消臭作用があるので、自然と清潔や健康を保つ助けになります。
私ども菊屋はこの麻・ヘンプを令和の安眠素材と位置づけ、みなさまに安眠と幸せをお届けできる商品づくりをしています。
出雲発の【キャップロール】と【麻・ヘンプ】の組合せが、あなたをより良い眠りの世界に誘います。
【理想の敷ふとん】にする麻・ヘンプアイテム
【1】ヘンプの敷パッド
表生地:ヘンプ100%、裏生地:オーガニックコットン100%、中綿:キャメル100%
吸湿・発散性、熱伝導性にすぐれた保温効果を持つ丸洗い可能な敷パッドで、理想の寝床内気候(湿度50%、温度33℃)をキープします。
【2】ヘンプの枕
表生地:ヘンプ100%、中ユニット生地:ヘンプ&オーガニックコットンのカラミ織、充填物:ウール100%
頭寒足熱をかなえ、あなたにぴったりのカスタマイズできる【ねいるケアあんみん枕】がキャプロールの上で理想の寝姿勢をキープします。
【3】ヘンプのケット
ヘンプ100% タテ糸を絡ませながら、ヨコ糸を固定していく立体的な「カラミ織」を採用た【ヘンプかやケット】 生成と藍染をご用意。
抜群の「熱伝導性」で、冬は暖か、抜群の「吸湿・発散性」で、心地く、夏も大活躍理想の寝床内気候(湿度50%、温度33℃)をキープします。
【4】ヘンプのカセットシーツ
ヘンプ100%.キャップロールをすっぽり覆うカセットタイプのシーツ
・ヘンプならではの体温を逃がさず暖かさを保ってくれる熱伝導性
・湿気をためない吸湿発散性
・清潔を保つ抗菌・消臭性
「水に濡れると強度が60%アップする」丈夫さを持ちながら、「洗うほど柔らかくしなやかさが増す」という不思議なヘンプカセットシーツです。
【5】ヘンプの羽毛ふとん
菊屋オリジナルの羽毛ふとんにヘンプの掛カバーを搭載して新発売!
出雲大社と伊勢神宮は二つで一つです
出雲市市民文化部さんのホームページより
八百万の神々に導かれた不思議なご縁で、菊屋は健康敷布団【キャップロール】の取扱い&販売をさせていただきます。そのため、令和3年10月=神無月、神様が集まる出雲大社にも詣でました。
やっぱりキャップロールは最高の寝心地
キャップロールが欲しいというお客様に届ける前に、あの寝心地を確かめるべく自分用に一台、購入しました。
素晴らしい寝心地です!うれしくなり、今度、嫁ぐ娘にキャップロール「縁(えにし)」のダブルサイズを持たせることにしました。
寝具は今日の疲れを癒し、明日の活力を生み出すものです。
初心に戻り、この良い商品を世に紹介したいと思います。
厚さ12cm 重さ6.8㎏
厚さが12cm、フローリングでもも安心・安眠。
この厚さが、東北大震災での仮設住宅でも大活躍だったようです。
重さは6.8Kgで、昔ながらの綿わた敷ふとん並みの重さなのに、厚さが12㎝あり、お相撲さんが寝ても凹まない。
被災地だけでなく、お相撲さんの巡業でも大活躍だそうです。
健康敷布団【キャップロール】の販売
【素材・構造】
○側生地:ポリエステル100%
○構 造:波型四層構造
ウレタンフォームと架橋ポリエチレン発泡体併用
○カラー:ダークブラウン
【サイズ・価格】
○シングル 118,800円(税込)
幅95cm×長さ195cm×厚さ12cm 6.82㎏
○セミダブル 165,000円(税込)
幅120cm×長さ195cm×厚さ12cm 8.75㎏
○ダブル 189,200円(税込)
幅140cm×長さ195cm×厚さ12cm 10.2㎏
キャップロールがベースの【ヘンプ安眠パッケージ】
アイテム | 税込価格 | ご注文 | |
1 | キャップロール縁(えにし) | シングル 118,800円 セミダブル 165,000円 ダブル 189,200円 |
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2 | ヘンプ敷パット | シングル 41,800円 セミダブル 50,600円 ダブル 59,400円 |
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3 | ヘンプカセットシーツ | シングル 13,200円 セミダブル 15,400円 ダブル 19,800円 |
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4 | ヘンプかやケット(キナリ) | シングルのみ 27,500円 | |
4 | ヘンプかやケット(本藍染) | シングルのみ 42,900円 | |
5 | ヘンプあんみん枕 | 16,500円 | |
6 | ヘンプ掛カバー | シングル 27,500円 ダブル 38,500円 |
|
7 | イワタ羽ふとん | シングル 176,000円 ダブル 264,000円 |
創業70周年の節目でキャップロールとの邂逅
キャップロールは新生・菊屋のはじまりでした
キャップロール社のつくった「眠りの科学センター」での学びからはじまり、睡眠環境学会・睡眠協議会、さらに認知行動療法を学び、菊屋の旋回基軸である【講座】「クスリに頼らない安眠術」を構築して、現在に至っています。
この創業70周年でのキャップロールとの邂逅は不思議な「縁の糸」で結ばれています。