蚊帳|安心して安眠 菊屋の蚊帳
蚊帳とは安眠の道具である
蚊帳(かや)とは、昭和40年代まで、日本の夏の風物詩の一つとして、人々の安眠に欠かすことのできない道具として、どこの家庭でも使われていた寝具であった。
しかし、環境の変化と生活様式の変化、すなわち、道路や下水の完備、アルミサッシやエアコンの普及、さらに強力な殺虫剤の誕生、等により、蚊の発生・家屋への侵入が激減するのと並行して「安眠の道具」としての蚊帳もその姿を消していった。
それと同時に、不眠に悩む日本人の数は、増加の一途をたどるようになってしまった。
蚊帳の外から 蚊帳の中へ
蚊帳は古来から安眠の必需品だった
虫を殺さず身を守る道具として、平和な日本の心の象徴であった蚊帳(かや)、夏の風物詩とも言われた蚊帳、安眠の必需品だった蚊帳が、いつの間にかこの世から消え「蚊帳の外」という、さみしい言葉だけが残った。
「蚊帳の外」とは仲間外れにされる、シカとされるといった意味で、多くの日本人が「蚊帳の中」のぬくもり、温かさを忘れてしまった。
かくして「蚊帳の外」に放り出されてた人々は「不眠」という悩みを抱えていくようになったのだが、「安眠」を求める人々の要望に応えるべく、anmin.com 菊屋は1997年から「どうぞ蚊帳の中へ」と、インターネット上で蚊帳と安眠を呼び戻す運動を展開した。
21世紀によみがえった不思議空間
さらに、2004年の地球に感謝し、美しい地球を守る意識を共有する日=「アースデー東京」、翌2005年の愛知県で開催され「愛・地球博」では、環境面からの蚊帳の出展要望を受けた菊屋は、戦前までは当たり前に使われていた麻・ヘンプの蚊帳を復活させました。
蚊帳の無料体感ができます
同じ麻なのに、なぜ、戦前まで日本に伝えられてきた 麻・ヘンプの蚊帳の中は、気持ちがいいのか?
菊屋は蚊帳づくりを通して、麻の不思議を知ることができました。<詳しくはこちらへ>
論より証拠! 実際に、21世紀によみがえった日本独自の蚊帳生地に触れて、ご体感ください。
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蚊帳(かや)ネットで蘇る
「蚊帳の外」に放りだされた現代人同様、蚊帳もすっかりその姿を隠してしまった20世紀も終わろうとしていた頃、「安眠」をテーマにホームページを立ち上げた菊屋は、蚊帳をバーチャルの世界に吊ってみた。すると、忘れ去られていた「蚊帳の中」のぬくもり、温かさを求め、人々が集まりはじめ、蚊避けだけでない蚊帳の新たな機能や使い方に気づかされ、同時に、蚊帳にも菊屋にも、地球規模に至るまでの、さまざまな使命が与えられるようになった。
21世紀に向かって、蚊帳が復活する様を、上記の日経MJ(マーケットジャーナル)「蚊帳ネットで蘇る」や、2002年8月10日朝日新聞の「天声人語」に「蚊帳の復活」が掲載されている。
菊屋は時代の要請とお客様のご要望にお応えして、立ったまま出入りが出来るベッド用の蚊帳、底生地のあるムカデ対策の蚊帳など、数多くのオーダーメイドの蚊帳をつくり続け、ついには天然素材の麻・ヘンプで、古くて新しい蚊帳生地、洗えるカラミ織の蚊帳生地をも開発するに至った。
これが麻でできた「平成の蚊帳」として多くの方にご愛用された菊屋オリジナルの蚊帳だ。
かくして、菊屋はネット上での「蚊帳屋」として、人々に安心と安眠、そしてマラリアに苦しむ人々にも蚊帳で貢献してきた。
また、蚊帳屋になったればこそ、麻の不思議にも気づかせていただき、2022年にはタイバンコクで開催されたヘンプエキスポにも出展した。
菊屋の蚊帳のメニュー
蚊帳の新たな役割
蚊よけ・虫除けの蚊帳から「安眠の蚊帳」へ
2000年、蚊帳の社会的使命は終わったとして、日本蚊帳商工組合が解散したころから、菊屋は「ネット上の蚊帳屋」として、お客さまのご要望に様々の古くて・新しい蚊帳づくりをしてきた。このように現代の蚊帳(モスキートネット)は、(インター)ネットの普及によって蘇ったのです。
そして、「安眠の担い手は近江から遠江へ」移ったとも報じられた。
このように菊屋の蚊帳は昭和の時代から、洗濯も可能な「平成の蚊帳」、そして「令和の蚊帳」として、一年を通して安眠の重要な道具として、まさに【安眠のシンボル】として進化している。
蚊よけ、虫よけだけの役割だけでなく進化した蚊帳は、コロナ渦にあって、新しい生活スタイル=リモートワークスペースとしての新たな役割も加わった。
世界に発信された「蚊帳で安眠」
21世紀によみがえった菊屋の蚊帳を外務省は日本の安眠スタイルとして、外国の方々にもわかりやすいように、7か国語で動画「蚊帳で安眠」として世界に発信されました。蚊帳はまさに世界に発信すべき日本の「安眠のシンボル」だと言えましょう。
世界が求める麻の蚊帳
「麻を知ることは日本を知ること」
菊屋の麻製の正四面体の蚊帳=カクーンは、パリで開かれた国際インテリア博で高い評価を受けました。また2019年にはカリフォルニアへの交流事業においては、シリコンバレーでもデジタルデトックスの不思議空間としても人気を博した。
コロナ渦 蚊帳でリモートワーク
温故知新 見直された「蚊帳」
人が安心、安眠できる道具として生まれた蚊帳は、奈良時代から伝わる日本の伝統文化の一つです。その歴史は掛ふとんや敷ふとんよりも古いと言われています。
しかし、日本の夏の風物詩でもあった蚊帳は、アルミサッシやエアコン、殺虫剤の普及が進む中、段々と姿を消し始めていきました。
人工的な心地よさを求めた結果、古くから伝わってきた自然な「蚊帳」は、いつしか忘れられていきました。
新しきこととは 忘れ去られたものに他ならない
日本の夏の風物詩だった蚊帳を追い払ったエアコンです。ところが、エアコンが全盛期を迎えるにつれ、エアコンの欠点が取りざたされるようになってきました。
エアコンをつけっ放しにすると、身体がだるい、頭痛がする、夏風邪をひく、冷え性になる等々…エアコンによる様々な体の不調を訴える人が増えてきたのです。
また、殺虫剤による健康被害も聞かれるようになりました。
虫と一緒に暮らすことが当たり前だった頃と比べると、日本人の虫に対する免疫力もかなり低下してしまいました。
このようにして現代人は「蚊帳の外」に放り出されてしまったのです。
このような状況に、警鐘を鳴らす運動、またアースデーや、愛・地球博など自然との調和を訴えるイベントもも広がり、改めて「蚊帳」の作り出す自然で安心、安全な空間が見直されはじめたのです。
菊屋の蚊帳の進化・成長
守→破→離(しゅはり)【21世紀によみがえった菊屋の蚊帳】
守 昭和の蚊帳 ⇒ 破 平成の蚊帳 ⇒ 離 令和の蚊帳 と進化
守
蚊帳は、奈良時代に遣唐使によって伝えられた綿や絹で出来た蚊帳を、近江商人が室町時代後期に、高温多湿な日本の夏に合わせ、琵琶湖の畔、近江の麻を素材にしたのです。(これが近江商人の革新性として後世に伝えられています)
麻の蚊帳は、吸湿性に加えて発散性も良く、熱伝導性が高く蚊帳の中の体感温度を2~3℃もさげてくれる日本独自の安心・安眠空間づくりに貢献してきたのです。
「綿の蚊帳は暑苦しいが、麻の蚊帳は涼しい」と麻の蚊帳は江戸時代から昭和期まで、革新的な近江商人たちの全国行商販売によって全国に広がったのです。
1997年、菊屋は日本で初めてインターネット上に、眠りの道具として蚊帳を扱い始めました。当初は、「虫を殺さず身を守る」という昔ながらの精神を受け継いだ、奈良や近江の伝統的な蚊帳を販売していました。
2000年、故・石橋武夫氏(当時・京都西川社長)が最後の理事長を務められていた日本蚊帳商工組合が解散しました。西川家は戦後の財閥解体で、東京、大阪、京都と分解しましたが、蚊帳商工組合に関しては、京都西川さんがそのつとめを全うしておりました。
破
日本蚊帳商工組合が解散された頃になると、菊屋には、インターネットを通して、お客様から様々な蚊帳の要望が寄せられていました。
●ベッド用の蚊帳が欲しい! これに応えて「ベッド用の蚊帳」を誕生
●ムカデが怖くて眠れない! これに応えて業界初の「ムカデ対策用に底生地がついた六面体の蚊帳」が誕生
●天然素材で洗える蚊帳が欲しい! これに応えて丸洗い可能なカラミ織の蚊帳生地を開発しました。
など、型を破った現代のニーズに合った新たな蚊帳をつくるようになりました。
この5年の月日をかけて完成させた、「目がずれにくく、洗うことが出来るカラミ織の蚊帳」は、機能面だけでなく、織物としての美しさも、国の内外で高く評価していただきました。
カラミ織の実験結果
型破りの古くて新しいカラミ織の蚊帳は「従来の平織の蚊帳と比べて強度があり、また立体構造になっているため蚊帳内外への通気性に優れ官能評価結果でも従来の蚊帳に対して涼しい」と静岡大学との共同研究で、高い評価を得ています。
この研究では、自動風量を起こし、蚊帳の中と外とで時間の経過による温度差を測定。室温を28℃から徐々に上げていくと、ある時間を過ぎるとカラミ織の蚊帳の中の温度はあまり上がらないという「快適空間」を示す実験データを取得。
さらに、微量風速計を用いた通気性のテストでも、平織の蚊帳に比べ、立体構造のカラミ織の蚊帳の方が、航空力学的にも風通しが良いという結果も出ました。弊社の開発した「カラミ織の蚊帳」は伝統的な蚊帳に比べ、洗えるばかりではない、優位性と革新性が秘められていることが証明されました。
カラミ織と平織の違いについて(静岡大学との共同研究&実験結果)
離
菊屋の蚊帳の確立 <ヘンプの蚊帳>
さらに菊屋が、古くて新しい「令和の蚊帳」を制作するきっかけとなったのは、2004年のアースデーと翌2005年の「愛・地球博」に際して展示する大麻(ヘンプ)の蚊帳の制作依頼を受けたことであった。
これまで弊社の蚊帳はタテ糸にラミー(苧麻)、ヨコ糸にリネン(亜麻)を用いたカラミ織の蚊帳であったが、麻は麻でもヘンプ(大麻)での蚊帳をつくって欲しいとの依頼であった。
すなわち、環境問題に配慮された、自然環境を守る代表的な素材としての麻・ヘンプでの蚊帳づくりの依頼であった。
タテ糸をラミーからヘンプに代えるだけで簡単にできるだろうと安請け合いをしてしまったが、タテ糸のヘンプ糸は、ラミー、リネンと比べて柔らかく、織り上げていく過程ですぐに切れてしまった。麻織物の盛んな滋賀県の業者さんも、タテ糸にリネンで、ヨコ糸だけにヘンプを用いて「ヘンプ生地」として世に出している。それほどタテ、ヨコ糸ともにヘンプで布を織り上げるのは至難の業である。「いわんやカラミ織をや」である。
アースデーと愛・地球博に出展するだけの蚊帳生地は、なんとか織り上げたのだが、その後、ヘンプの蚊帳生地を安定的に供給できるようになったのは、平成も終わりに近づいた2017年ころのことで、ヘンプの蚊帳づくりに着手してから12年ほど経ってからのことでありました。
菊屋の蚊帳は、単なる虫よけが目的の「モスキート(蚊)ネット」としてだけではなく「安心のセーフティネット」、「安眠のスリーピングネット」、そして、ヘンプの「癒しのヒーリングネット」、「祈りのプレーニングネット」といった新たな蚊帳の形を確立してきました。
そして、令和のコロナ渦にあっては、新しい生活様式である「リモートワーク」スペースづくりとしても一役を担うようになったのです。
蚊帳の糸は ラミー リネン 「令和の安眠素材=ヘンプ」
蚊帳生地の織り方から、蚊帳生地の素材についても、綿 → 麻へ、そして麻の中でもラミーとリネンから、ヘンプの素材へと幾多の困難を乗り越えて、令和の安眠素材ともいえる麻・ヘンプ・カラミ織の蚊帳の製造に力点を置き、菊屋の蚊帳として菊屋ブランドとして確立してきました。
おお麻・ヘンプの蚊帳の復活
「アースデー」、「愛・地球博」出展要請でヘンプの蚊帳を完成
それまで麻100%の蚊帳の素材として、たて糸にラミー(苧麻)、よこ糸にはリネン(亜麻)を用いてきたが、環境問題がテーマのイベント=2004年アースデーと2005年愛地球博へ出展する蚊帳は「ヘンプ(おお麻)での蚊帳」との要請がありました。
ヘンプは織り上がれば強いのですが、織る段階でタテ糸を維持するのがとても難しいのです。
ともあれ、イベントに間に合わせるため、時間を掛けて丁寧に丁寧に織り上げ、麻(ヘンプ)の蚊帳を2004年のアースデーと翌2005年の愛地球博にタテ糸・ヨコ糸ともにヘンプ100%の蚊帳をカラミ織で完成させることができました。
戦前・日本の蚊帳は麻・ヘンプで出来ていた
麻・ヘンプは、無農薬でも成長が早く、荒れた土地をも力強い根が土を肥やす自然にやさしく一万年前の縄文時代から日本人に親しまれてきた植物です。
戦後、栽培が禁止されましたが、「穢れを祓う」聖なる植物として、衣類からしめ縄などの神事に、そして寝苦しい日本の夏を快適にしてきた蚊帳(かや)等に使われてきました。
戦国武将は、この麻・ヘンプで出来た蚊帳を娘の婚礼道具として持たせました。たとえ敵の大将に嫁がせたとしても「どうか娘を守ってほしい」といった親心の表れとして、また高価な麻の蚊帳は米にして二石、三石と数えられた権力の象徴でもありました。
ヘンプは多孔性繊維であるため、通気性と熱伝導性が高く、「夏は涼しく、冬暖かい」をかなえる、とても不思議な繊維です。
麻・ヘンプ吸湿・発散性に優れているので、「蚊帳の中」は湿度が低く涼感が漂います。
適度な湿度を保ちながらも、蒸れることがありません。
これがアースデーや愛・地球博で菊屋に要請されたヘンプの蚊帳の正体となります。古くて新しい蚊帳です。
また、実際にヘンプの蚊帳をご愛用頂いている医師の白木先生のブログ「ヘンプの蚊帳の中で」で、ご自身のご使用感を含めて分かりやすく書かれていますのでご覧ください。
現在、菊屋のヘンプの蚊帳の原材料はフランスのノルマンディ産のヘンプをイタリアで紡績をして、こちら磐田で、織り上げ、蚊帳に仕立てています。
ヘンプの蚊帳で聖なる眠りの世界へ
1300年の歴史を持つ倭巫女舞さまではこのおお麻の蚊帳生地で作られた衣装を着て、全国各地の著名神社で奉納舞をされています。
ヘンプは麻100%と表示できない「指定外繊維(現在は植物繊維)」と、蚊帳の外へ追い出されたおお麻ですが、戦前まで、おお麻は天皇家の元である天照大神の化身でもあったため、環境問題というよりも日本人の精神的な骨格の一部ともなっていました。
また、穢れを祓ったり神の領域をつくる注連縄(しめなわ)もこの麻・ヘンプでできてます。
蚊帳から生まれた「ヘンプクロス」を販売
蚊帳ふきん、蚊帳ボディータオルからストール、タペストリーまで用途いろいろ
「愛・地球博」等の出展要請で出来上がったヘンプの蚊帳は、ヘンプの二本のタテ糸をらせん状に絡ませながら、ヨコ糸を固定させるカラミ織で織り上げることによって、多孔性繊維の持っている通気性、熱伝導性をさらに高め、思いもよらなかった、心地よい優しさや気のパワーといった不思議な力を発揮してくれました。小さな「蚊帳ふきん」からボディータオル、ストール、テーブルクロス等々、用途はいろいろあります。
従来の蚊帳ではできなかったカラミ織ならではの丸洗いも可能です。
この不思議な生地で菊屋はヘンプクロスを各サイズご提供しています。
ヘンプの蚊帳生地をお分けします!
ヘンプの蚊帳の生地 A4サイズ 約210×290㎝ で麻・ヘンプの心地よさをご体感いただけます。
タテ糸・ヨコ糸ともにヘンプ100%カラミ織。無料で進呈(送料200円をご負担ください)
こともあろうにムカデ対策蚊帳
お客様の「助けて~!」の声で開発した【ムカデ対策蚊帳】
1997年から、蚊帳のネット通販を始めた菊屋には、たくさんの蚊帳の依頼がありました。
その中でも、2000年、九州のFさんからのリクエストで、底生地のあるムカデ対策の蚊帳をもつくるようになりました。
「ムカデが怖くて、眠れません!助けてください!」のご要望に応えて、底のある六面体のムカデ対策用の蚊帳を開発しました。もちろん、日本発、世界初の菊屋オリジナルのムカデ対策蚊帳が誕生しました。
ポリエステル製のムカデ対策用の蚊帳「はいらんと」
まさか、このような蚊帳を作ることになるとは思ってもみませんでしたが、頼まれたことは受ける!の精神で、六面体のムカデ対策蚊帳を、ここでは麻にこだわらず、手軽で丈夫なポリエステル製のムカデ対策蚊帳「はいらんと」もつくっています。
ムカデが原因で眠れなかったという方々に、頼りにされ、喜んでいただいています。こちらもありがたいです。
底生地があるため傷みやすいので、ご購入いただいたムカデ対策蚊帳の修理・お洗濯をしながら、使い勝手など、構造上の欠点を改善・改良を重ねています。
菊屋のモノづくりのポリシー
Soil(土) Soul(魂) Society(社会)
蚊帳そのものが3つの「S」
「地球を大切に」、「自分を大切に」、そして「人々とのつながりを大切に」
どうぞ、蚊帳の中へ
菊屋の蚊帳は【共生~共眠】をテーマとした持続可能な眠りの循環を目指し、3つのSを追求する蚊帳です。
このように蚊帳と言っても非常にたくさんの種類の蚊帳があるのです。まとめてみました。いろいろある蚊帳の種類。
【蚊帳の書籍】どうぞ蚊帳の中へ
21世紀に蘇る不思議空間 三島おさむ著
蚊帳の文化・歴史をはじめ、近年の蚊帳事情が分かる書籍。菊屋代表の三島治の処女作。
電子書籍でもご覧になれます。「蚊帳の中に戻った1700名の証言」をもとに記された蚊帳に関しての不朽の名著の電子版。Amazonキンドルでも販売中!
マズローと菊屋の蚊帳の五段階
菊屋は現代社会に蚊帳を復活させたといわれていますが、すべてお客様のご要望=欲求によって、古くて新しい蚊帳をつくってきました。
時代的には、「昭和の蚊帳」、「平成の蚊帳」、「令和の蚊帳」とご案内してきましたが、別の角度から、人間の欲求に照らし合わせて、菊屋の蚊帳を5段階に分けてご案内します。
人間の欲求には5段階あり下図の下から上へ上がっていきます。このマズローの欲求5段階と併せた、蚊帳復活の5段階です。
マズローの欲求段階説…マズロー(1908年~1970年)は、人間の基本的欲求は5段階のピラミッドのようになっていて、底辺の欲求が満たされると1段階上の欲求を志すと説いています。
菊屋は、眠りのステップアップ、自己実現に向けた睡眠環境づくりの一環として、ひとつひとつ丁寧に蚊帳を製造販売してまいります。
さらに、自己実現から自己超越へ。自分も相手も地球も一体になったアースネット(earth net) 地球とともに共生・共眠を目指しています。
1.生理的欲求を満たす蚊帳
ポリエステル製ベッド蚊帳
屋外に設置したオーダーメイド蚊帳
2.安全の欲求を満たす蚊帳
ムカデ対策蚊帳
3.所属と愛の欲求を満たす蚊帳
カラミ織の蚊帳
平成の蚊帳 綿/麻の蚊帳
4.承認の欲求を満たす蚊帳
麻・カラミ織の蚊帳
平成の蚊帳 麻の蚊帳
5.自己実現の欲求を満たす蚊帳
麻・ヘンプの蚊帳
自己超越の蚊帳 earth-net への飛翔
令和の「睡眠革命」は蚊帳の中から
眠りを大切に!「眠り」の復権は蚊帳の中から
もともと眠りは、絶対なくてはならないものであり 神聖なものに通じる唯一の門として、畏敬の念で扱われていた 「眠り」ですが 18世紀後半の「産業革命」以来、進歩と生産性を追求する時流の 犠牲になっていきました。
19世紀初頭の産業革命の担い手であるエジソンにいたっては「寝るのは馬鹿だ、自分は死んでからたっぷり眠る」 という言葉まで残しています。
その虐げられてきた「眠り」が、今、「睡眠革命」の名の もとに優位になっていくのは「人盛んなりて天に勝ち 天定まりて人に勝つ」 のことわりのごとく、人類が天の裁きを受け「睡眠を大切にする」ことを余儀なく されているということでしょう。
21世紀のIT革命でさらに人々の睡眠時間は削られましたが、さらば四当羽五落!と anmin.com 菊屋は、自然との 「共生~共眠」を掲げ、世界最高の睡眠計画を蚊帳の中からはじめます。
蚊帳で括った安眠パッケージ
菊屋の創業70周年 ヘンプの括った安眠パッケージを販売
脳と身体をやすめる枕をはじめ、イワタの寝具、ヘンプ素材のカバー、春夏秋冬を快適におやすみいただけます。ヘンプで包まれた眠りは、あなたの免疫力を高め、インスピレーションを得やすく、セレンディピティ力をたかめます。ぐっすりと眠って人生を輝かせる「菊屋創業70周年特別パッケージ」を発売!
100年後にも残したい菊屋の蚊帳
蚊帳で Let’s Go To SLEEP
菊屋は、「共生~共眠」をテーマに、持続可能な眠りのサイクルを目指しています。
ただGo to bed するのでなく 積極的に SLEEP に行きましょう!
菊屋の蚊帳は人と地球にやさしい「安眠の蚊帳」、体内時計(サーカディアンリズム)を母なる地球と同調させる「共生~共眠の蚊帳」として古くて新しい蚊帳です。
Go To Bed して床に就いても、眠れない方は 蚊帳の中へ Go To SLEEP してみましょう。
今こそ、ぐっすりと眠りの世界「子(ね)入る」Go To SLEEP!
菊屋の体験談 ディリーポータルZさん
いろいろな興味深い記事を掲載しているデイリーポータルZさんがご来店され、菊屋と蚊帳の記事を掲載してくれました。
その内容たるや、自己紹介にはない客観性をもって菊屋の蚊帳の分析をしてくれました。
菊屋の蚊帳の博物館
蚊帳の博物館 オープンセレモニー 2005年7月20日
その他菊屋の蚊帳は各メディアに紹介されました。