「蚊帳の外」を英語で海外進出

海を越えて蚊帳がシリコンバレーへ

Google本社訪問

2019年9月4日~9月11日

蚊帳の製造・販売をしている菊屋の三島治・和人の親子は、磐田市の副市長を団長とした産業交流事業でアメリカ・カルフォルニア州の姉妹都市マウンテンビュー市と同市に本社のある Google に公式訪問をしてきました。

日本国内でさえ「蚊帳」を「かや」と辞めずに「かちょう」読まれている「蚊帳」、なんでも「蚊帳」は漢字検定で2級レベルの人が、しっかりと読み書きができるほど、難しい教材だと言われています。

その蚊帳を海外で、しかもIT産業の中心地、アメリカシリコンバレーで、披露して日本の文化として広めるために、意を決して飛んだのです。

蚊帳の中の温もりを、蚊帳の外の寂しさを果たして、英語で伝えることへの挑戦でした。

スタンフォード大学・最高の睡眠

スタンフォード大学で睡眠

先ずは、西海岸のハーバードと言わるスタンフォード大学へ。

日本でもスタンフォード大学の西野精治先生の書かれた「スタンフォード式最高の睡眠」は著名です。

スタンフォード式睡眠

 

果たして、蚊帳の中の温もりと、共生~共眠をテーマにした菊屋の【講座】「クスリに頼らない安眠術」がどこまで追いついていけるか?

ヘンプの癒し効果と藍の薬草効果。それにアーシングを加えた日本の
菊屋式「ねいるケアあんみんメゾッド」が対抗できるか?

それを知りたかったのですが、

幸いにして「スタンフォード式最高の睡眠」を著されたている西野精治教授の奥様の西野智恵子さまが、磐田発で企画した【麻てらす】上映会にお越し頂けました。

そこからいろいろとお教えをいただけるようになりました。

Google本社訪問でSEO対策・IT戦略会議

Google本社訪問2
菊屋のCDOを頼みたい末っ子の三島和人が担当 
※Chief Digital Officer(最高デジタル責任者)

菊屋がホームページを開設したのがYahoo!ジャパンが誕生したと同じ年、1996年の5月22日、私の40歳の誕生日でした。

今、振り返ると、田舎まちのふとん屋である菊屋が世界経済の「蚊帳の外」から「蚊帳の中」に足を踏み入れたのがこの時でした。

その頃の検索エンジンはYahoo!でした。それから数年後、Yahoo!は新規の登録申請として5万円ほどを請求するほどの「Yahoo!の独断場」。

そこからどのような経緯を通って、Googleがサーチエンジンの覇者になったか?
そして現在のSEO対策で最も大切なことは何か?

そんな質問をして、これからの戦略の礎としてきました。

末っ子の和人 「奈津子さんの部屋」に登場

マウンテンビュー市への表敬訪問

マウンテンビュー公式訪問

リサ・マティチャック市長へのご挨拶

リサ・マティチャック市長へのご挨拶

公式訪問でマウンテンビュー市長・リサ・マティチャック女史への挨拶を英語で用意いたしました。「蚊帳の外」を英語でどのように表現すべきか考えました・・・・が、先ずは日本語でご披露します。

<日本語で>

私は、三島治、日本で蚊帳をつくっています。

その蚊帳は虫から身を守るだけのものではありません。

その蚊帳は おお麻(ヘンプ)でできています。
麻は日本人と深い関係があります。

今回、こちらに住んでいる人々の応援をいただいたことによって、「麻を知ることは日本を知ることだ」 をテーマにした

映画「麻てらす」のアメリカでの最初の上映会を用意してきました。

9月7日 午後6時から

Palo Alto の Ramona street
Between university ave & halmiton ave の

キッチン・オフィッスで開催することになっています。

映画「麻てらす」英語版

麻には不思議な力が秘められています。

けれども、まだまだ科学的な証明が追い付いていません。

しかし実際に、ヘンプの蚊帳の中に入ると 不思議なことにあなたの心は癒されます。蚊帳の中はあたたかなぬくもりがあります。

一方、蚊帳の外は阻害されているようにさみしいです。

日本では昔からヘンプの蚊帳の中は、雷に対しても安全な場所だと言い伝えられてきました。

現代社会ではこのヘンプの蚊帳がデジタルデトックスとしての役目を果たすものだと。

それが私の使命だ 最後の使命だと 一番末の大学生の息子の力を借りて、

私は磐田から、姉妹都市のマウンテンビュー市へ蚊帳を担いでやってきました。

市長様には蚊帳の素材であるヘンプの「羽織」をプレゼントします。

麻の羽織進呈式

どうぞ、これからもこの「羽織」を纏って、ご自身が癒されると同時に女神様として、マウンテンビュー市民の方にこれまで以上の愛を注いでください。

優しく包んであげてください。人々をぬくもりのある蚊帳の中へ招いてあげてください。

この「羽織」は藍染を施しました。

この藍色はに日本色  侍ブルーとして、来年2020 オリンピック東京大会の日本カラーでもあります。

ぜひ、来年はこの羽織を纏って 私たちの磐田にお越しください。

大歓迎の準備をしています。

英語のあいさつ文 「蚊帳の外」を英語で伝えました。

My name is OSAMU MISHIMA.  I have made mosquito nets in Japan.

The mosquito net not only protects against mosquito attacks

The mosquito net is made of hemp.

Hemp has a deep relationship with the Japanese.

this time,

With the support of the people who live here,

The movie “Asaterasu”, whose theme is “To know hemp is to know Japan”

English version of the movie “Astellas”

The first screening in the US will be realized.

The day after tomorrow, September 7, 6pm

It will be held  ” Kitch’n Office”

Ramona  street in Palo Alto

Between university ave & halmiton ave.

 

Hemp has a mysterious power.

However

There is not much scientific evidence.

 

But actually

If you enter the hemp mosquito net, your heart will be healed.

There is warmth in the mosquito net.

On the other hand, the outside of the mosquito net seems to be hindered.

In Japan, it has long been said that hemp mosquito nets are safe against lightning.

 

In modern society, this hemp mosquito net serves as a digital detox,

That ’s my mission, the last mission, with the help of the son of the last university student.

 

I came from Iwata to my sister city, Mountain View City, carrying a mosquito net.

 

The mayor will receive a “Haori” hemp, a mosquito net material.

Please wear this “Haori” in the future and he will be healed at the same time as the Goddess, and will give more love to the citizens of Mountain View.

Please wrap the citizens gently.
Invite people into a warm bed net.

This “Haori” was indigo-dyed.

This indigo is Japanese-colored as blue

It will also be the Japanese color for next year’s 2020 Olympic Tokyo Games.

Please come to our Iwata next year wearing this haori. We are preparing for the big welcome.

途中までは、踏ん張りましたが、磐田市の公式通訳さんがしっかりとした英語で「蚊帳の外」を伝えてくれました。

海外で蚊帳のプレゼンテーション

サンフランシスコでの蚊帳

ヘンプの蚊帳・カクーン

サンフランシスコへの市場調査「WE WORK」での蚊帳のプレゼンテーションをした。

ベンチャー企業が集まるWE WORKで一辺が270㎝の正四面体のヘンプの蚊帳=KACOONのプレゼンをしてきました。テーマはデジタルデトックス。

数人のベンチャーがKACOONの中で気持ちよさそうにPC操作をしていました。

マウンテンビューでの蚊帳

マウンテンビューでの蚊帳

マウンテンビューでのアート&ワインフェスティバルへの出展

多くのアメリカ人にも蚊帳の中を味わってもらいました。言葉は上手く通じなくても、一つ蚊帳の中。すぐに仲良くなってしまします。

蚊帳は平和の象徴です。みんな仲良く蚊帳の中、世界が平和で、人類が安眠できます様に!

映画「麻てらす」英語バージョン上映会

麻を知ることは日本を知ること

吉岡敏朗監督から、ちょうどカリフォルニアから松山にお里帰り中の渡辺智子さんへ、そして智子さんからスタンフォードのグリーンバーグ奈津子さんへ、そこからキッチンオフィッスの徳田浩司さんへと、麻糸をつむぐように、導かれ導かれて、カリフォルニア、シリコンバレーでの【麻てらす】の上映会が実現しました。

「みんな仲良く蚊帳の中」英語バージョン

映画「麻てらす」英語版

麻・ヘンプは安眠の素材だと菊屋ではヘンプの蚊帳やケットをつくってきました。
「麻を伝えることは、安眠の輪を広げることだ!」との想いが、カルフォルニアでの映画「麻てらす」の上映会を実現させたのです。

きっかけは、吉岡監督をお招きしての菊屋での上映会が終了して間もなく、「麻を知ることは日本を知ること」をテーマにした【麻てらす】がカナダ国際映画祭で“2019 Award of Excellence Winner”に選ばれました。

それを機に、海外版のナレーションを英語に吹き替え、パンフレットも『To know hemp is to know Japan.』としたものが完成したと吉岡監督から伺いました。

ならば、その英語版【麻てらす】をアメリカで上映するのは私の使命だ!と勝手に思い込んで、自分の置かれた状況も顧みず、産業交流事業への参加申請をしたのです。想いは実現する。想いがあれば、コトが成る!

蚊帳の中で不思議な世界を再現

みんな仲良く蚊帳の中

吉岡監督から、渡辺智子さんとの繋がりができて、あれよあれよという具合に上映会ができたのです。「思いが先行して、ことが成就する」そんなエビデンスを構築するのが私の使命なんだろうなあ、と勉強してきました。

現地では、智子さんの繋がりで、ご主人がスタンフォード大学の教授をされているグリーンバーグ奈津子さんが献身のお世話をしてくださいました。もちろん初めてお会いする方でしたが・・・・

このグリーンバーグ奈津子さん。

中学生の三年間だけ、お父様の転勤で磐田市で過されていたとのこと。

そして、なんと磐田市からの参加企業であるR食堂の小林まどかさん、磐田市の産業政策課課長の寺田耕士さんとも同級生であることが、その場で分かったのです。

奈津子さんは中学を卒業して、40年近く経ち、まさかMt. Viewで同級生に二人も会うという予想もしない展開に驚かれると共に、今回の【麻てらす】上映会サポートを名乗り出たことが、SNSを駆使しても見つからなかった、甘酸っぱくもかけがいのない磐田でのその3年間を、再び取り戻し、完全に途切れてしまった糸を再び繋げることが出来たと、喜んでくれました。

磐田を離れ、東京から、結婚されてカリフォルニアで生活されている奈津子さんにとっても「麻を知ることは日本を知ること・磐田を知ること」に麻糸を紡いで、紡いでいくうちに、大切な想い出と友情を取り戻す事が出来たと、喜ばれている姿を見て、私もたいへんうれしくなりました。

ここにも麻の持つ目に見えないおおきな力であるとしっかりと確認されたようです。

映画「麻てらす」カリフォルニア上映会

麻てらす上映会

奈津子さんから上映会場としてパロアルトのお店・キッチンオフィッスを提供してくださった徳田さんへ繋がることができ、カリフォルニアで映画【麻てらす】の上映会が開催されました。
2019年9月7日 6時開場 6時30分上映
場所 Kitch’n Office
Palo Alto の Ramona street (Between university ave & halmiton ave)

こちらのお店では8月にスタンフォード大学で睡眠を研究され、日本でもベストセラーになった「スタンフォード式最高の睡眠」を著されている西野精治教授のお話会が催された会場でもありました。【麻てらす】上映会には奥様の西野智恵子さんにもお越し頂けました。

参加無料で、徳田さんお手製のおにぎり、お寿司、フルーツ、ケーキ、ワイン、ビールなど夕方から夜のイベントとして最高のおもてなしをしてくださいました。

それから、パーティーのデザート(ロールケーキとエクレア)をご寄付下さった、スウィート&ナチュラルの伊藤史恵さん「ありがとうございました!」

また、奈津子さんは、菊屋にちなんで、菊の花をスクリーンの横にきれいに設置していただきました。そして英語で「花づくりの名人は土づくりの名人」と菊屋の紹介をしていただきました。

花づくりの名人

こちらに着て、自分のルーツを確認できたなんて感謝と自らへの戒めをいただきました。

かくして、みなさまがたのご厚情をいただき、「念ずれば花開く」を確認させていただきました。

ありがとうございました!

親から子、子から孫へと「蚊帳の中」

蚊帳を担いで親子旅

蚊帳を担いでアメリカヘ

かくして、蚊帳を担いで、蚊帳の外から蚊帳の中へと、

アメリカ渡航は私にとっても菊屋にとっても大きなターニングポイントなりました。

「三島屋ふとん店の時代」、父が当時の山内克己磐田市長らと共に第一回のアメリカ視察をしました。それがきっかけとなって、マウンテンビュー市と磐田が姉妹都市になりました。

親から子へ 子から孫へ 蚊帳の伝導

父・三島昇のマウンテンビュー

(写真は昭和48年、中央右が山内磐田市長、左から2人目が父・昇)

その後、菊屋と改名し、三日後に父が他界した後、私が承継したのですが、それから時は流れて40有余年。

「まちのふとん屋時代」「ネットの蚊帳屋時代」を経て、ここに新しい時代の幕開けとなりました。

そうです。今回のカリフォルニアへの蚊帳の伝道、「麻てらす」の上映会はそんな私と菊屋の位置づけになりました。

親から子へ、子から孫へと、麻の糸が紡がれれるように繋がっていくのです。

ありがたいことです。ありがとうございます! まだまだ、頑張らせていただきます。

家族は一つ蚊帳の中

20年ほど前 上の写真の幼子が「蚊帳坊」こと次男の和人です

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