物価上昇・不眠上昇に 断固反対!
菊屋が35年以上前からイチ押しのキャメル敷布団等が、令和4年4月1日より値上げするとメーカーからの通達がありました。
告
キャメル敷ふとん レギュラータイプ・シングル
現行 6万円(税別)→ 7万円(税別)になります。
2022年4月1日より
諸物価の高騰と連動して、やむなく値上げだとメーカーは申しておりますが、物価の高騰が、人々の暮らしと安眠を脅かす不眠の上昇につながり、それが国民の生活と日本経済の減速になることは間違いありません。
「安眠立国」を目指す菊屋といたしましては、なんとか値上を踏み止まるようにと懇願しましたが、残念です。・・・・・・困ります。
キャメルの敷ふとんは人気商品だけに、メーカーとしても商品供給には限度があります。
菊屋も早めの確保をしたいと思います。
何卒、ご理解・ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
キャメルの敷ふとん
昨年、菊屋は創業70年を迎えたたのですが、その歴史の半分の35年間ほど皆様に一番おススメしてきた敷ふとんが、この駱駝(キャメル)の敷ふとんです。
売りたいからだと言われそうですが、本当にいいものに出会って35年。
このキャメルの敷ふとんは紹介したくてしょうがなかったのです。
それにしても・・・・世の中も、私たち布団業界もずいぶんと変わってきました。
キャメルの敷ふとんを作っているのは西川のような大きなメーカーではないのですが、眠りを研究し頑なに自然と調和したモノづくりをしている京都のイワタというメーカーです。
もともと羽毛布団のメーカーでしたが、駱駝の毛で敷ふとんが出来たと持ってきました。
先代の父が他界して10年ほどたったころのことでした。
当時、菊屋の主力敷布団であったキャップロールがなくなり、また、羊毛の敷ふとんのへたりが気になっていた頃でもありました。
かと言って、世の中の流れに逆らって、綿の敷ふとんをご案内するのもなあ、と思っていた時でしたので、とりあえず、店頭に並べてみました。
それからほどなくして、おかげさま、35歳で結婚することができ、家内と
ふたりで駱駝(キャメル)の敷ふとんを使うことになりました。
迎えた家内がこのキャメルの敷ふとんをとても喜んでくれ、すぐに長女が誕生し、長女は生まれたときからこの駱駝の敷ふとんに寝かせました。
私たちはこのふとんで仲良く、あれよあれと4人の子宝に恵まれました。
今でも家族全員がキャメル敷ふとんで寝ています。
この駱駝の毛、衣類とかに使う短いものじゃなく、人間の髪の毛ほどある長~い毛です。
これを持っているのはモンゴルに住むふたこぶ駱駝だけです。
羊も死んでしまうマイナス40℃にもなる砂漠で生きながらえる毛で、夏前に抜け落ちたものを集め、それを世界13か国特の技術できれいにし、約一頭でシングルサイズが一枚できます。
それでも何度も改良に改良を加え、駱駝の敷ふとんは出来上がったのでした。
保温力、吸湿力、放湿力が天然繊維ではピカイチで、おまけに太くて長い毛がからだ全体を支えてくれるので、長く寝ていても腰がらくらくな駱駝の敷ふとんは寝心地一番、丈夫で長持ちして、日干し・水洗いができ、
アトピーやアレルギーの方にも安心して使えます。
これまでも、「そんなに高いお値段なの?」とよく言われてきましたが、使ってくださったお客様から、結局お手入れもラクラクだし、なによりも長~く使えて経済的だったと褒めてもらっています。
そのキャメルの敷ふとんがこの4月1日より現行の6万円が7万円にも値上がりするのです。
安眠立国を目指す菊屋はこれからも、自分が使っていいものや、これは大切だと思ったことをどんどんお伝えしていこうと思います。
値上がり前に一度、ご検討ください。
何卒、よろしくお願いいたします。