「立春」から始まる蚊帳づくり
寒中お見舞い申し上げます
四半世紀前までは、この寒の明け=「立春の日」に、全国の蚊帳職人たちが京都に集い「日本蚊帳商工組合」の総会が開かれ「蚊帳づくり」の始まりとなっていました。
菊屋も27年前の 1996年に https://anmin.com を立上げて、蚊帳の製造販売を始めて以来、節分を境に本格的な蚊帳づくりを開始していました。
菊屋の蚊帳づくり
寝具店として「安眠追及・安眠空間としての蚊帳」を目指してきましたので蚊帳の素材もナイロンも綿、綿よりも麻、そして麻の中でもラミー(苧麻)やリネン(亜麻)よりもヘンプ(おお麻)とより安眠の蚊帳、癒しの蚊帳へと進化させてまいりました。
麻・ヘンプは令和の安眠素材
令和に入って、人類はコロナの洗礼を受けましたが、その時から素材としての「麻・ヘンプ」が高く評価されるようになりました。
昨年暮れにもヘンプエキスポ2022に日本のゴールデンヘンプブースでカラミ織の蚊帳や、菊屋のヘンプグッズが注目を集めました。
2023年 麻糸と蚊帳事情
こちらのフランスノルマンディ産、生成り麻糸の入荷が困難=品薄となりました。
この【フランス産のベージュ色の原料(water retted 方式での収穫原料)は、もう調達できなくなり、今後は、土色原料に変更になると通達がありました。
そのため、例年の「立春」をまつことなくこの「寒中」に麻の糸の確保をしました。
今後は3年前のコロナで、輸入困難の時よりも厳しい、原材料の入手困難状況となります。
願わくは「国産おお麻の栽培・活用 !」ですが、こちらもまだまだのようです。
【菊屋の蚊帳】早期 予約販売会
2月20日までのご予約で、麻のボディタオルをプレゼントします。
限定糸分です。 大切なお友達にもお伝えください。
※ 糸量、蚊帳生地の状況により、逐次、ご案内申し上げます。