- 2022年4月4日
三つの麻で蚊帳をつくる
三つの麻 ラミー・リネン・ヘンプ 麻には苧麻(ラミー)、亜麻(リネン)、大麻(ヘンプ)があります。 戦前までは麻といえば、大麻を指していましたが、アメリカの占領政策による大麻取締法によって、大麻は栽培することも、所持することさえも許されなくなりました。 品質表示法でも、「麻」を許されるのはラミーとリネンだけで、ヘンプ蚊帳の外=指定外繊維、とされていました。 3つの麻でつくった蚊帳 ですから、菊屋が […]
三つの麻 ラミー・リネン・ヘンプ 麻には苧麻(ラミー)、亜麻(リネン)、大麻(ヘンプ)があります。 戦前までは麻といえば、大麻を指していましたが、アメリカの占領政策による大麻取締法によって、大麻は栽培することも、所持することさえも許されなくなりました。 品質表示法でも、「麻」を許されるのはラミーとリネンだけで、ヘンプ蚊帳の外=指定外繊維、とされていました。 3つの麻でつくった蚊帳 ですから、菊屋が […]
蚊帳のはじまり 2月4日 日本蚊帳商工組合の総会 四半世紀ほど前まで、「立春」の日に、全国の蚊帳職人たちが京都に集い、「日本蚊帳商工組合」の総会が開かれていました。 そこでは、それぞれの蚊帳工場での糸の状況と、販売価格などを確認しあって、その年の本格的な蚊帳づくりを始めたのです。 私ども菊屋が店頭だけでなくインターネットで蚊帳を販売したのは1997年からでしたので、その頃にはまだ蚊帳商工組合は存在 […]
男の隠れ家 2020年10月号 菊屋の蚊帳 8月27日に発売の「男の隠れ家」10月号に菊屋の藍染の蚊帳が掲載されました。 自分を大切にする趣味人へ多彩な空間として紹介されています。 企業戦士といわれる仕事オンリーの男たちも、自分の時間を大切にする傾向が現れている。といっても家族がいれば、自分の時間をつくりたくても、なかなかつくれないもの。 そんな男たちの要望に応えて、『男の隠れ家』は生まれたと紹 […]
安眠の担い手 近江から 遠江へ 2012年、新春早々、朝日新聞の論説委員でもある六郷孝也氏が一枚の写真を手に取材にみえた。 それが上の写真、1963年滋賀県長浜市での麻蚊帳天日干しの写真である。 そして、以下に写した「安眠の担い手 近江から遠江へ」として1月25日の朝刊に紹介されました。 朝日新聞 1月25日 近江から遠江へ 藍色のぼかしの入ったこの生地を見ると、なつかしい気持ちになる。 麻蚊帳の […]
昭和モノがたり 蚊帳 今も生きる 昭和モノがたり と言った、シリーズで、懐かしいものとして、中日新聞の記者、重村さんが取材に来られました。 「三丁目の夕日」の時代、モノはなかったけれども、心が豊かだったと思い起こします。 そして、ここに蘇ったようにみえる新しい蚊帳は「忘れ去られたものに他ならない」ものでありましょう。 新しい蚊帳は、現在の生活環境に合わせていろいろと改良されてきました。 […]
嫌な夏の虫も 疲労やストレスも これさえあれば「蚊帳の外」 平成21年7月21日= 麻生総理の「無理やり解散」の日に発売の週刊朝日。 戦後、長きにわたって政権を維持してきた自民分裂と、なんとも歴史的な発行となった【週刊朝日】の7月31日号に、歴史が変わっても変わらないでいてほしい、人々の暖かさ、やさしさを、形にした菊紋和(きくもんなごみ)蚊帳が紹介されました。 ■ 菊紋和(きくも […]