デング熱対策に蚊帳
デング熱の国内感染が相次ぐ中で、日本古来の蚊帳が見直され、注文や問い合わせが増えている。
静岡県磐田市の老舗寝具店「菊屋」には感染が広がり始めた先月末ごろから問い合わせが増加。
三島治社長は「通常は夏前に商品を納品するが、今年はシーズンが終わりに近づいた今も問い合わせがある」という。
東京都目黒区の保育園「コビープリスクールかみめぐろ」では菊屋で特注した蚊帳を2010年から使う。
冷暖房が直接幼児に当たるのを防ぐために一年を通じて使用しているが、同園を運営する「コビーアンドアソシエイツ」広報の中林圭子さんは「今夏は蚊帳本来の虫よけ効果で、子供たちも安心して昼寝できます」と話した。
毎日新聞で掲載
デング熱対策に蚊帳再評価されている。