蚊帳 乳幼児家庭で再び脚光
乳幼児が蚊に刺されると、かゆみを我慢できずに激しくかいてしまうなど、肌のトラブルを起こす場合が少なくない。最近は、家庭内の虫よけ対策として蚊帳が見直されてきている。外出時には虫よけ剤を上手に使い、刺されない工夫をしたい。
静岡県磐田市の会社役員、山□賢哉さん(40)は6月、6畳サイズの蚊帳を購入した。夫婦と10歳、2歳、O歳の5入家族で、子どもたちが寝るベッド全体を覆うように蚊帳をつった。「2歳の息子は肌が弱く、蚊に刺されるとかきむしって大変でした。それが原因でとびひにもなったので、蚊帳の購入を決めました」
蚊帳の中で寝るようになってからは、まだ刺されていないという。「それまでは蚊の羽音が気になって寝られなかったが、ゆっくり眠れるようになりました」と山□さん。
家族は一つ蚊帳の中
乳幼児のいる家庭での虫よけに、蚊帳が見直されてきている。
蚊帳をインターネットで販売している「菊屋」社長、三島治さんは、「蚊が蚊帳の中に入ら ないように注意して出入りすることが大切」とアドバイスする。
蚊帳のすそを揺らして、付近にいる蚊を追い払い、その間にすばやく蚊帳の中に入る。入ったら、すそがめくれ上がっていないかを確認する。
東京都港区の愛育病院皮膚科部長、山本一哉さんも「家庭では夜間、寝ている間に蚊に刺されることが多い。対策として蚊帳は有効」と話す。
以上
読売新聞 2009年7月17日(金)より一部抜粋
読売新聞社の東京本社・生活部の小坂様から「最近蚊帳が見直されているようですが」とお電話をいただきました。
私が蚊帳の良さを話すよりも、実際のご愛用者の声を希望されていました。 私どもはインターネット上だけでなく店舗を構えて蚊帳の販売をさせていただいております。
ご家族でご来店いただき、いろいろとお考えになって、再度ご来店していただき麻100%のカラミ織で大きさは六畳の蚊帳を ご購入いただいた、山口さまをご紹介させていただきました。
山口さまには快く取材の要請をお受けいただき、感謝しております。お写真もきれいに撮れていて、ご家族がひとつ蚊帳の中で、愛和なご家族の様子が多くの読者のみなさまにも伝わることでしょう。
私からもご協力、ありがとうございました。