クスリよりも行動療法!
睡眠薬・睡眠導入剤に頼らずに、眠れるようにしたい。
不眠を訴える人々の多くがそれを願っています。
その手法として、「認知行動療法」があります。
これは心理学的なリラクゼーション法から発展してきたものです。
1930年代にリラクゼーション法(=筋弛緩法)が誕生し
1950年代に行動療法、1960年代に認知療法
そして
1970年代に刺激統制法、1980年代に睡眠制限法がとりいれられるようになり、
1990年代に「睡眠スケジュール法」マニアルが完成して、現在に至っています。
日本発 麻・ヘンプの安眠術
一方、日本では、
2020年、令和に入ってから、「蚊帳」に端を発した古くて新しい睡眠法が北海道から発信されました。
北海道の医師・山本馨氏(76歳)は、幼き頃からの蚊帳の中での体験、「蒸し暑い夏の夜も爽やかで、快適な蚊帳の中、不思議な安心感が漂う空間」を忘れることができず、もしや、あの蚊帳を肌に当てたら、コロナ渦で睡眠障害に悩んでいる多くの患者さんを救えるのではないかと、思い続け、自身の愛用した「戦前につくられた蚊帳」を取り出して、2020年の11月から翌年1月迄に20枚の枕カバーを作り、ご自分の患者さんに無償で配布。
結果:薬事療法より効果的な蚊帳の枕カバー
「蚊帳の枕カバーを配布した20人、全員がよく眠れ、朝の満足感を得ていた」とう100%の結果が出ました。
● 蚊帳の中の気持ちよさを認知していた人たちだから、この結果が出たのだろうか?
● 蚊帳の良さを知っている日本人だから、この結果が出たのだろうか?
● 素材の麻・ヘンプの不思議な力が、この結果をもたらしたのだろうか?
いずれにしてもクスリに頼ることなくぐっすりと眠れるようになったのは、素晴らしい結果です。
クスリより効果的な認知行動療法
この薬物療法よりも効果がある認知行動療法とは、不眠の現状を把握して、その元にある思考や行動の習慣(クセ)に気づいて、修正していく方法です。自分自身を見つめなおす現状分析と、眠りのメカニズムを知ることからはじめる行動療法です。
もともとは「心理療法の分野」ですが、医学界にも伝播し、「日本睡眠学会」等でも認知行動療法がとりあげられるようになってきました。
そして、令和になって、新しい動きが、この麻・ヘンプの蚊帳による認知行動療法です。
お医者さんの中にも、薬に頼り過ぎることなく睡眠の改善を目指す方が、「おばあちゃんの知恵袋」のごとく、古くて新しい「認知行動療法」が、王道を歩んでいくように成長していくことを期待します。
枕をもちいた認知行動療法
たかが枕、されど枕 枕と眠りの関係
1980年代に枕革命を巻き起こし、枕博士と称されたのが故・加藤勝也氏。
その加藤氏のご指導のもと、2009年に開発した弊社オリジナル枕=「ねいるケアあんみん枕」は多くの方にご愛用され続けています。<隠し味として、麻の蚊帳生地をも使用している安眠できる枕です>
日干し・丸洗いもできアトピーにも安心で、天然素材100%の誰にでも合わせることのできるそれぞれの「マイ枕」です。
「ねいるケアあんみん枕」の「ねいる」ケアとは「爪にマニキュアを施す」ネイル・ケアとは違います。
寝ることは、寝入ること=子(ね)に入ることであり、子(ね)の方角、子・丑・寅・卯の北を指しています。
また、子(北)の国は神の国で、神社仏閣は北向きで、亡くなった方も北枕で神の国に帰るとされていて、北枕は神聖なもので死んだようにぐっすり安眠できるのが北枕です。
先ずは、今夜から北枕をお試しください。
そして、ねいるケアあんみん枕は「寝入る前に、ちょっとだけ手入れ=ケアをして、自分の枕として安眠を!」と言う意味も込められています。
完成されたこの枕を使うだけで、不眠やいびき、肩こり、首の痛み、腰痛等が軽減され、ぐっすり眠れる!と申し上げたいのですが、・・・そのためには、もうひとつ行動療法を、ここに加えます。
それが「枕を使った認知行動安眠法」です。
繰り返しとなりますが
この「ねいるケアあんみん枕」は、日干し・丸洗いもできアトピーにも安心で、天然素材100%の誰にでも合わせることのできる枕です。
この枕の機能を活かしながら、次に上げる朝・昼・夜の行動をとることが、安眠の秘訣です。
朝の行動
朝は、枕を日に干して 自らも光を浴び、セロトニン神経を活性化させて夜にメラトニンの分泌を促します。
昼の行動
昼は、枕をとりいれて 30秒ほど目を閉じて、脳を休めます。
30分以上の昼寝はダメ。アルツハイマーになります。
夜の行動
夜は、枕を整えて 鼻で空気を吸えるか確認して腹式呼吸法と。筋弛緩法をとりいれて、副交感神経を優先状態にします。
以上、北枕に加えて、朝・昼・夜も枕を傍らに、枕を用いた認知行動安眠法です。